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■ヤマトヌマエビ繁殖日記 Part 5-3■
(2005/5/21〜)

6.24 6.25 6.26 6.28 7.1 7.5 7.9 7.10 7.11

2005.6.24
変態した稚エビはかなり透明で、探すのが非常に困難です>< 浮泥を沢山入れていることもあるし、蛍光灯で誘導しようにも反応していないようで、観察が非常に難しい(T-T)

ゾエアは本日9匹確認。浮泥をばくばく食べる姿がたくましいが、水温が本日も29℃を越えてかなり危険に感じています。
 忘れていたのですが、ヤマトは遡上力が強い。今のゾエア水槽では水面から容器の最上部まではわずか2cm。さらにエア用のチューブがあるので、変態した稚エビが脱走する可能性が・・・ 水温対策もあり蓋をしていなかったのですが、念のため蓋をする事にしました。が・・・これだと、風を水面に送って水温を下げる事ができない・・・困った。 エアコンをずっと入れるわけにもいかないので、22日に言っていたように家の中で一番風通しのいい廊下に水槽を移動。せめて28℃で安定してくれれば安心できるのだが・・・

2005.6.25
 暑い!まだ6月なのに暑すぎる!日中の最高気温は31℃越えてました>< 兵庫の豊橋では37℃越えていたとか・・・ 雨が全然降っていない福岡では、渇水対策本部の車が節水を呼びかけ走り回っておりました。

 昨日水温対策の為、風がよく通る廊下に移動したゾエア水槽の様子なのですが・・・水温は29℃越えてました(T-T) うちはマンションの8階で夏真っ盛りでもクーラーがいらない程、本当によく風が通るのですよ。それなのにまさか29℃越えてしまうとは・・・ しかし全く効果がなかったわけではなく、今までは夜間でも水温が下がらず28〜29℃がずっと続いていたのですが、夕方あたりからぐんぐんと水温は下がり始め20:00には27.5℃まで下がりました。29℃を越えていたのは3時間程だったので、ぎりぎり許容範囲内としておこう。

 廊下は玄関からの光が入っており、ゾエアの走光性が働いてしまい、光の当たる角に集合しておりました。でかいのは着底近い感じ。

2005.6.26
昨晩寝る前の水温は26.5℃。廊下作戦は成功であると安心して寝たのですが、今日の昼食後、水温計に眼をやると30.3℃(T-T) なんてことよ・・・

大至急卓上扇風機を取り出し、水面に向かって風を送りました。1時間後には28.0℃まで下がりましたが、日中は28.0〜29.0の間でいったりきたり。蛍光灯もはずしたし、とりあえず今はこれ以上できません。これからもっと暑くなると考えると、夏場の繁殖は厳しそうだ><
 昨日稚エビの姿を確認していなかったので、モスを分解しつつ眼を凝らしていると・・・シュッ!!とすごい速さで何かが動いた。稚エビは無事生きておりました^^ ゾエアの何十倍もの遊泳力を身につけており、その移動速度の速さにびっくりさせられました。淡水化はもうちょっと待ってねぇ。

 上の写真は、赤さが抜けてきているゾエア。着底までもう少し!

2005.6.28
ゾエア君「暑いよ〜〜〜だりぃ〜〜・・・」

みたいな感じでしょうか・・・^^;

角でちょこんと座っているゾエア君を見て笑ってしまいました^^

着底したゾエアは未だ1匹だけ。ゾエアは8匹確認。暑さに負けずがんばっておくれ><

2005.7.1
 そろそろまた着底していてもいい頃だと思い水槽内を調べたが、見つかったのは稚エビ1匹のゾエア7匹・・・ 時間かかりますなぁ・・・

2005.7.5
 まだ着底は1匹だけ・・・ゾエアも7匹健在。

 実際は撮影している距離がちがいますが、左の写真で見比べても、一番成長しているゾエアと稚エビとでは大きさもさほど変わらない感じ。いつ着底してもおかしくないと思うのだけど、そう思い始めてからけっこうな日数が経っている・・・

 今週様子見て着底しないなら、すでに着底している1匹だけ淡水化する事にする。淡水化は以前行った時には、徐々に塩分濃度を下げる方法で行ったのですが、ゾエアを孵化後汽水に移す際に慣らす必要が無いように、稚エビを淡水に移すときも慣らす必要はないとの話もある。ので、今回はそのまま淡水に移してしまう荒業でいっちゃいます。果たして・・・

2005.7.9
 一番最後の孵化から38日目。やっと2匹目が着底しました! 変態したばかりらしく、まだ赤い色がはっきりと残っています。体長は7mm程度でしょうか。

 すでに着底しているもう1匹と一緒に淡水化も行いました。先日書いた様に、淡水へそのまま移しました。17時に淡水へ移して現在21時。今のところ異常なし。特に暴れまわったり、苦しんでいる様子も無く、流木にしがみついています。
 着底した稚エビに喜んでいるのもつかの間。かなり成長しているのに死んでしまっているゾエアを2匹発見(T-T) 生きているゾエアは3匹しか確認できず、先日まで7匹いたうち3匹は死んでしまったようだ・・・ 水温が高かった事もなく死因は不明。

 抱卵ラッシュが続いており、水槽不足の為この水槽にPart6のゾエアを移す事にしました。故に淡水化がうまくいき、稚エビが死ななければPart5は終了とします。3日程経って大丈夫ならOKかな?
 

2005.7.10
 昨日着底を確認した稚エビ。昨日淡水にドボンしたわけですが、全然元気であります。

 しかーし・・・もう1匹が見当たらない・・・ 死骸がないので、脱走した可能性が>< 今ミナミヌマエビの繁殖水槽にプレケを入れているので、脱走したならミナミと混ざっちゃってるのですが、同じぐらいの稚エビがわんさかいてさっぱりわからん・・・ 大きくなって現れてくれればいいが・・・(T-T)

2005.7.11
 昨日行方不明だったヤマトは無事発見できました。ただ単に流木の陰に隠れていただけの様でした^^;

 今日は脱皮殻も確認。どうやら慣らさずとも、そのまま淡水に移し変えても大丈夫みたいですね。ただ、たった2匹しか試していないので、今後着底する稚エビはすべてそのまま淡水に移していこうと思います。

 
 本当はまだゾエアが3匹いるのだけどPart6のゾエアと混ぜてしまったので、Part5はこれにて終了。孵化数425匹のうち、稚エビになったのはたった2匹・・・ でもHP作成以来、やっと稚エビが見れてとりあえず嬉しいです^^

 孵化当日に作った飼育水でのチャレンジだったのですが、浮泥を入れた事によって短期間でいい飼育水が出来た気がします。 今までは汽水を作ってから1ヶ月程時間を置いて、微生物や苔の発生を待ち、それを餌にしてゾエアが成長すると考えていました。しかし浮泥は孵化後すぐのゾエアも食べていた様ですし、浮泥を抱えているゾエア沢山確認する事が出来ました。 5/21に書いた 「ゾエアの飼育で一番難しい事はゾエアの好む餌を安定して与える事」 はクリア出来たはずなんだけど、それでも着底できたのは2匹。 ゾエア幼生を育てる上で大切な事は、他に沢山の要素があるみたいですね>< それらが解ってくれば、もう少し沢山の稚エビを見る事が出来るのかも^^

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