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■ヤマトヌマエビ繁殖日記 Part 8-1■
(2005/7/31〜)

7.31 8.3 8.18 8.28 9.2 9.3 9.4 9.20

2005.7.31
 いつまで経ってもグリーンウォーターが出来ないし、インフゾリアも沸かない・・・ ヤマトの母エビ達はというとみんな抱卵している・・・ 仕方ないのでPart 5から使用していた汽水水槽が放置されていたので、その中にゾエアを入れることにしたのでした。 今までと繁殖の方法がほとんど同じだし、水温対策もとれない状況。 あまり期待できない環境だったので、日記もつけておりませんでした。

 ところが・・・ 水温が30℃前後で推移しているにもかかわらず、ゾエア達は大きく減る様子もない。 孵化から1週間程経って・・・(゚ロ゚)!?
 なかなか沸いてくれなかったインフゾリアが汽水水槽にいるではないか!! Part2の時のようにぶよぶよがあるわけではないけど、水中にうごめく微小生物達がわんさかいる!!

 落ち着いてどういう事か考えてみました・・・ Part6の途中まで使用していたこの水槽ですが、ゾエアがいなくなってから数週間放置状態。 浮泥などに潜んでいた動物プランクトン達が、天敵がいなくなった事によって繁殖しまくったのではないだろうか? とにかくすごい量のプランクトンが浮遊している! ひょっとするとうまくいくかも?と思い、急遽日記をつけることにしたのでした(´ε`*)

 part7の最後でわかった
飼育水に対するゾエアの数。 これは今回気をつけて12L水槽に200〜300しか入れないでおこうと思っていたのですが・・・ 次々と孵化するゾエア達を見殺しに出来ず・・・ 限界に近いと思われる約450匹をいれてしまったのでした(T-T)  でもまぁ今まで入れてた数よりもだいぶ少ないし、インフゾリアもかなり沸いているので大丈夫でしょう。

 今回は水中全体に餌がある状態なので、走光性の影響は多少あるものの対策はとらない事にします。 あと換水もしばらくはできません(インフゾリアが減らないように)。 水温さえ上がりすぎなければ、きっとうまくいくはず!


2005.8.3
 今日は暑かった・・・  水温は30℃だ・・・。 孵化から10〜14日が経過していますが、ゾエアの数は大幅な減りはないものの日に日に少しずつ減っているようで、今日はすでに50匹ほどしか観察できませんでした(T-T) インフゾリアは若干減ってきていますが、まだまだ水中に浮遊しています。 うーん、やっぱ水温がまずいかなぁ・・・ 早くもピンチだ(・・;) 

2005.8.18
 久々の更新になってしまいました><

 連日暑い日が続き、水温は左の写真の通り30℃を越える日々が続いております。 ゾエアの数は徐々に減っていき、現在残っているのはもう3匹(T-T)

 しかし今朝、着底している稚エビを
4匹発見! 今まで同様にスポイトで捕まえようとすると、動きが鋭くなかなか捕まえられず・・・ とりあえず2匹を淡水に移動させました。 これまで着底してきた稚エビは全て淡水に慣らす事をせず、そのまま淡水にいれていたのですが、今回2匹移したうちの1匹に異常がありました。

 片方は大きさ6mm程で着底してからだいぶ日が経っていたらしく、なんの問題もなく淡水に慣れた様子でしたが、もう1匹はまだからだに赤みが残り、明らかに着底したばかりの稚エビでした。 その稚エビを淡水に移すと、やたらと遊泳肢をパタパタさせながら、ゆっくりと泳ぎ回っている・・・ 少し気になって2〜3分観察を続けていると、底で動かなくなったので、よく見てみると・・・ ひっくり返っている!!><

 急いで汽水の方に移しなおしたのですがやはり横たわったまま動かず・・・ 3分程様子を見てダメかと思っていると少しずつ動き始め、5分後にはしっかりガラス面に立ち、元の様に泳げる様にまで回復しました。

 うーん。
今までも着底したばかりの稚エビを淡水に移した事はあるのだけど、危険な行為だったのだろうか・・・? とにかく赤みが残っているような稚エビを淡水に移す場合、慣れない場合があるらしい。 気をつけなければ・・・

2005.8.28
 久しぶりにゆっくり水槽を観察。 ゾエアは1匹まだ浮遊している。 着底している稚エビも数匹見られ、スポンジフィルターを突付いてみると結構いるみたい。 しかも7〜8mm程度にまで成長している個体が多く、着底から日にちも経っているようだった。 数を確認してみると9匹も発見!その内、前回の8/18に着底確認しているものが3匹なので新たに、着底確認できたのはは6匹。 ぉぉ、これで今回合計で10匹着底したことになり、念願の二桁着底達成! 水温が高いこの時期に二桁の稚エビが見れたのは、とてもうれしい^^ もうすぐ秋の産卵シーズンではもっと沢山の稚エビがみれるかも?!

 しかし、喜んでいるのもつかの間、とんでもないミスをしてしまいました(T-T)

 8/18の淡水化で、着底後間もないと思われる稚エビが☆になりそうになったので、今回大きめの7mm以上の稚エビの淡水化をすることにしました。 とりあえず5匹の稚エビをすくい、プラケに入れた淡水へ。 10分程観察するも特に怪しい行動もなく「大丈夫だな。」と思ったのですが、30分ほど様子をみようと思いエアーをかけたまましばし放置。 30分後プラケを覗いてみると・・・!?!?  うう、稚エビの数が5匹から3匹に減っている(T-T) プラケの中に死体はない。 エアーのチューブをよじのぼり脱走した模様;; ほんの30分の間だったのですが、うかつでした>< 折角稚エビにまで育ったのに、こんな簡単に☆にしてしまうなんて、なんて私はおバカなんだ(T-T) 稚エビちゃん、ごめんなさい・・・
 

2005.9.2
 今日は8/28に確認している2匹の稚エビを淡水化。 ☆になることもなく、無事淡水に慣れてくれた模様。

 昨日まで浮遊していたゾエアの姿が見当たらなかった。 たまたま見つけられなかったのか、もしくは変態して稚エビになったのか、☆になってしまったかはまだわかりません。 確認できた稚エビは1匹。 これは大きさから昨日着底したものではなかった。 もう少し様子を見て残っている稚エビも、もう少し成長したら淡水化を行う予定。

2005.9.3
 本日2匹の稚エビを確認。 片方の稚エビは5mm程で、どうやらずっと残っていたゾエアが稚エビに変態していたようだ^^ これでゾエアはいなくなり、合計11匹が着底で淡水化が終ればPart8も終了だ^^  

2005.9.4
 なんとまた新たに2匹の稚エビが確認されました>< なんかフィルター周りに隠れてたみたい。 ひょっとするとまだもう少しいるかも?! とりあえずこれで着底は13匹目だ! 今日確認した稚エビもまだサイズが小さいので、淡水化はもう少し待つことに。

2005.9.20
 汽水水槽にミゾレのゾエアを入れてしまい、一時期全く姿を見せなくなった稚エビですが、9/4に発見された2匹とも無事淡水化終了しました><; 

 結局着底したのは13匹ですが、うち1匹は本日までに☆になってしまい、2匹が逃亡により行方不明・・・ Part8の稚エビは現在10匹、プラケで元気に成長しております^^

 今回は夏場で水温が30℃を越える日が何日もあったわけですが、今までで一番多くの稚エビを見ることができました。 よかった点は、インフゾリアが十分に沸いていた事だと思います。 微生物が多く繁殖できている環境は、ゾエアにとってもいい環境だったのではないでしょうか。 また飼育水に対するゾエアの数も今回は制限していたわけですが、その効果があったかどうかはわかりません。 ただ今後の為、結果として「12L水槽で450匹のゾエアを投入して13匹着底」だったという事を残しておきましょう。

 淡水化では8/18の事例があったように、着底直後の稚エビは、淡水に直接移す事は避けた方がいいようですね。 着底から1週間程経っている個体であれば、直接淡水に移してもまったく大丈夫でした。 変態後はすぐに淡水化をせずとも、汽水で問題なく脱皮を繰り返し成長していたので、着底から2週間〜1ヶ月ぐらいおいて淡水に移してもいいと思います。 家ではヤマト雌が5匹いるので、立て続けに抱卵されると同じ水槽を使う事が多いので、徐々に淡水を混ぜていく方法を今後もとらないつもりです。 

 9月に入り続々と母エビ達は抱卵しておりますが、現在汽水水槽はすべてミゾレのゾエアに使用している為、様子見。 汽水水槽を空ける事ができるようになれば、ヤマトの日記も再開致します。 できれば水温が丁度いい10月で繁殖させてあげたいのですが^^; Part8はこれにて終了。

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