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■ヤマトヌマエビ繁殖日記 Part 2-2■
(2005/3/1〜2005/3/14)

3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 3.9 3.10 3.11 3.12 3.14

2005.3.1
母エビはやっぱり卵を抱えたまま。次の大潮まで孵化しないのかな?汽水水槽では6匹のゾエアを確認。ひょっとしたら、残りの3匹も生きてる?もう1週間が経つけどこちらは順調みたいです。

2005.3.2
∩(´∀`)∩ワァイ♪

 大量孵化&脱卵しました^^ 難産だったので、脱卵した母エビは大丈夫か心配でしたが、体は綺麗に透き通っていてダメージがある様子はありませんでした。お疲れ様でした^^

 孵化したゾエアを汽水へ移した後、母エビと流木を元の水槽に戻し、引き続きエアレーション。

 この卵を見てかわいいと思い、ニヤニヤしている自分は完全にエビジャンキー(。-_-。)ポッ

 ゾエアの数は300ぐらいでしょうか。多すぎてさっぱりわかりません。まだ孵化していない卵もあるので、まだまだ増えそうです。

 下段の写真は孵化したばかりで汽水に移したゾエアです。周りの白い点々はインフゾリアです。ガラス面に付着したぬるぬるは先日取り除いたのですが、インフゾリアはガラス面にうじゃうじゃいます。水槽全体でかなり増えている様子。ゾエアも餌には困らないかな?インフゾリアは水質も浄化してくれるし、かなりいい環境ができてるのではないでしょうか?後、ゾエアは酸欠にも弱いので、スポンジフィルターのもの以外で、もう一つエアーを増やそうと思います。

2005.3.3
 強めのエアーをかけている落ちた卵から順調に孵化していて、本日は約150匹ほど汽水水槽で移しました。若干ですがカビてきた卵もぽつぽつと見られます。今晩中にできるだけ孵化してくれないと、明日残ってる卵は厳しいかな・・・
卵の抜け殻で水がかなり汚れているので、残っている卵は新しい水にすべて入れ替えました。

 汽水水槽のゾエアは減っている様子は無し。

2005.3.4
 まだ卵は大丈夫な様子。今日孵化したのは約100匹。昨日からカビた卵も見られるが、両手でおつりがくるぐらい。孵化率はすごくいいのではないだろうか?残っている卵は100もないと思われる。

2005.3.5
 昨日、残っている卵は100もないと書いたけど、もっと沢山あったみたい^^; 今日は70匹程孵化しました。卵もまだ少し残っています。今まで孵化したゾエアは少なく見積もっても500匹はいますねぇ。この内何匹が稚エビまで育ってくれるのかな・・・

 汽水水槽の方ではうじゃうじゃとゾエアがいるわけですが、壁面でちょろちょろ動いていたインフゾリアの数が眼に見えて減っています。ゾエアが捕食する瞬間を見れていないので、ちゃんと食べているかは疑問だけど、ゾエアを入れる前はどんどん増えていたのでやはり食べているのでしょう。

2005.3.6
 もう3月だというのに、寒波がきて真冬並みの寒さ>< 水温が低めのせいか、意外に卵は長持ちしてますね。すでに脱卵して4日目。死んでカビているものも結構ある(写真下段)。早く孵化して〜(T-T)

 本日孵化したのは80匹程。汽水水槽(写真上段)は順調。死骸はほとんど見られないが、水槽の下の方はインフゾリアまみれのモスジャングルで、実際はどうなのかわからない。

 2月23日に生まれたゾエアはすでに10日以上経っていますが、まったく区別がつきません。生存しているかどうかも確認できず・・・

2005.3.7
 今日も少し孵化しました。汽水に移したのは21匹。脱卵してからもう5日目。生まれてすぐ死んでいるゾエアも見られ、さすがにもう限界か。しかし、まだ死んでいない卵があるので引き続きエアレーション。少しでも多く孵化して欲しい。
 汽水の方では、少し成長しているゾエアがいた。最初に生まれた9匹のゾエアの1匹かな?

2005.3.8
 今日もまだ生まれてます。19匹。生まれてすぐ死ぬゾエアも多いし、死んだ卵も多い。残りの卵はもう20個もないけど、まだエアレーションしてます。汽水の方は死んでいる様子は確認できないし、見た目も減っているようには見えないけど、ぱっと見は300ぐらいしか見えないような・・・。うーん・・・もっといるはずなんだけど・・・。

2005.3.9
 今日、孵ったのは1匹><。 孵化はここまでの様です。大量孵化してから1週間が経ちます。ゾエアの大きさにもばらつきがでていますね。水槽下部にはインフゾリアまみれのモスがあるので餌不足にはならないと思うけど、実験的に別の淡水水槽の底砂から沈殿物を吸出し、投下してみました。

 かじりついた!(写真:上段)

 汽水に移したのは600匹ぐらいのはずだけど、全体の数は明らかに600もいない。多くて300ぐらいか?半分の減ったの?!死骸はほとんどみられないんだけど・・・

 成長してると思われるゾエアの写真を撮ってみた(写真:中段、下段)。眼が飛び出してきた感じ。全長は2mm達するかどうかといったところ。

 この眼、どこかで見たことがある。そう。バカボンにでてくる本官さんを思い出さずにはいられません。むむ・・・ちゃんとお世話しないと逮捕されてしまいそうだ・・・

 とりあえず孵化がすべて終わったので、細かい作業はしばらくなさそうです。壁面のインフゾリアがかなり減っていて、ぶよぶよの発生もとまっているようです。

2005.3.10
 600いたはずのゾエアが半分程に減った原因を考えてみました。

 今までの経験からの推測ではありますが、ゾエアの死因として挙げられるのは、水質の悪化・餌不足・酸欠。他にも、脱卵から孵化までに時間がかかっていたものはもともと弱っていたかもしれないし、ph・硬度・その他水質に馴染めなかったとか色々あると思います。

 これらの死因の中で、気になったのは餌不足である。ゾエアを汽水に入れる以前はインフゾリアが増えまくっていたので、餌不足はないだろうと思っていました。ゾエアは浮遊生活をするので、主に水中を漂っているインフゾリアを食べていたと思います。ガラス面のインフゾリアもかなり食べられていましたが、観察しているかぎりガラス面に張り付いているゾエアより浮遊しているゾエアの方が圧倒的に多い。

 ゾエアは孵化してから3,4日も経てば、水流のないところであれば結構自在に動いています。底に降りて沈殿物をついばんだり、ガラス面に移動して付着してるものも食べています。だからあえて沈殿物を攪拌したりする事はしませんでした。現在も、水槽の中央にはモスに大量に付着したインフゾリアがあります。なのになぜ、餌不足を原因に挙げるかというと・・・

 蛍光灯です。ゾエアは光に集まる習性を持っています。この事はもちろん知っていましたが、ゾエアの餌になる珪藻類を発生させる為にと、今まで何回も繁殖チャレンジしてきたすべての時に蛍光灯は24時間つけていました。このせいで、孵化してから日にちの経っているゾエアでも、浮遊し続ける時間が多くなっていたと思います。これでは、主に餌の対象になるのは水中に漂っているインフゾリアだけで、600匹もゾエアがいたなら、あっという間に餌の数は減ってしまったと思います。

 最初に書いた様にあくまでも推測の域はでませんが、これ以上ゾエアの数は減らしたくないので、蛍光灯のタイマーをセットし夜間は消すようにしました。元々ヤマトヌマエビは夜行性。夜の間にあちこち動いて餌食べてくださいまし。

2005.3.11
 今朝、蛍光灯がつく前に、汽水水槽を覗くと、ゾエアが全然見当たらない。「ええぇぇぇ・・・!?」、蛍光灯をつけてみると、下の方からわんさか浮上してきました。やはり今までは蛍光灯の光に寄せられて、浮遊していたのですね。

 よくよく考えるとうちの水槽では、インフゾリアという動物性の微生物が増えておりました。蛍光灯あてていたのは、珪藻などの植物性の微生物を増やす為・・・・・・・・だめじゃん><  動物性の微生物は植物性の微生物を食べちゃうのだから(T−T)  どうりでガラス面はつるつるてんで綺麗なわけだ。

 インフゾリアをゾエアの餌とする場合、モスなどを入れておけば、それがインフゾリアの餌になるので、蛍光灯をずっとつけて珪藻類を増やすという考えは必要なかったのですね。

 珪藻類をゾエアの餌とする場合は、ゾエアを汽水に移す以前に、強い光をしばらくの期間当て続けて珪藻類を発生させる方法がありますが、ゾエアを入れてから光を24時間当て続けるのはよくないようですね。

 左の写真は、インフゾリアがモスを分解していく様子です。写真は同じモスを時間の経過毎に撮影してるわけではありません。インフゾリアが沢山付着している程、分解が進んでいます。

2005.3.12
 大量孵化からもう10日目。ここ数回の繁殖チャレンジでは2週間ほどで全滅が続いていたけど、今回は大丈夫かな?少し減ってきている様にも見えるけど、まだまだゾエアはわんさかいます。

2005.3.14
 んー、ちょっと減ってきてるな・・・ちょっとっていうか・・・今いるのは100匹きってるかも・・・むぅ。残っているゾエアは2mmに達するものがかなりいます。これ以上、減っていくようだとやばいかな・・・

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