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ヒメヌマエビの繁殖日記。

■ヒメヌマエビ繁殖日記 Part 2-1■
(2007/6/13〜)

6.13 6.21 6.28

2007.6.13
6月に入って隔離していたヒメヌマエビの母親。 ふと隔離水槽を見ると脱皮している。
抱卵中は脱皮しないので、急いで蛍光灯を当ててよく見ると、ちゃんとゾエアは放出されておりました^^

昨年のヒメヌマエビの繁殖は失敗に終わっているので、今年はリベンジしたいところ。


過去のヤマト、ミゾレ、そしてトゲナシの繁殖を重ねて、ゾエアの育成で何が一番大切か?
それは、エサだと断言します。 1mmほどのゾエア幼生が食べるエサを、できるだけ水質に影響することなく与える事ができるかが、重要であると考えます。 

「ゾエアの育成には汽水が必要。」 これはもう沢山の方がご存知だと思いますが、実際汽水を使ってみたけどダメだった>< という方も結構いると思います。 最初は自分もそうでした><;

失敗する原因、ゾエアの死因は何か?
酸欠・水質の悪化・エサ不足・脱皮不全・・・ いろいろ考えられると思いますが、圧倒的にエサ不足による餓死がNo1でしょう。 かつて私の教科書でもあった えびみち にも書いてありました。 ゾエア幼生初期にはたくさん餓死すると。

では、この遊泳力の弱いゾエア幼生初期に、幼生自らエサを自由に好きなだけ食べれる環境づくりができれば、ゾエアが着底するまで成長できる確率は飛躍的にあがるはず。 この考えを実践できたのが、今も継続中のトゲナシヌマエビの繁殖で使った飼育水槽でした。 この飼育水槽の作り方は、後日記事を書こうかと思います。

そして今回ヒメヌマエビに使用する飼育水槽はというと・・・  もひとつ不完全なのです><; 準備してから約1ヶ月は経っているのですが、思ったとおりにできておらず・・・ もし仮に稚エビを見る事ができたとしても、納得できないかも・・・
 

2007.6.21
今回のヒメヌマ用の飼育水槽、一部のガラス面にしか茶ゴケがついておらず、好調のトゲナシ水槽とは大違いです。 だから自信がなかったのですが、孵化から8日目でゾエアはあまり数を減らすことなく順調みたい^^

すでに1〜2回脱皮もしているようで、見た目に成長が伺えます。

ヒメヌマエビは他のヌマエビに比べて、光に対する反応が鈍い印象です。 孵化直後もライトで集めきれないので、スポイトで吸い取る作業がかなり大変でした><; ヤマトなんかは9割9分集まってくるから楽なんだけど。

汽水に移してからも、ライトがつくと浮遊しているものいるが、半数以上は結構自由に動き回っています。 壁面のコケをかじったり、底の浮泥やモスをかじったり。 そこが好調の要因でしょうか? このままいってくれるといいなぁ^^

2007.6.28
孵化から2週間目を目前として、いきなりゾエアの数、激減(T-T)

すでに3,4回は脱皮していたようで、はっきり成長が確認できていたし、数も差ほど減っていなかったのに、ここ2,3日で一気に数匹となってしまいました・・・

んー、ここ数日の変化で考えると水温かなぁ。 今日の水温は29℃。 29℃が限界とは思わないけど、1〜2℃の変化が、小さなゾエアには十分影響したかもね><

ヒメヌマ2連敗。 秋は万全の体制で臨みたいと思います。

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